オサンザイエルの子会社であるオサンヘルスケアは、米連邦災害管理庁（FEMA）、ブラジルサンパウロ市、グローバル診断企業ELITECH米国支社から180万人分のコロナ19の診断キットを追加で受注したと本日（8日）発表した。

オサンヘルスケアは外交部空調で米連邦災害管理庁（FEMA）から直接供給契約を締結し、今週に1次で30万人分を出荷する予定である。ブラジルのサンパウロ市は1次に130万人分を注文し、この量は今週と次週に出荷される予定であり、代金も全て入金された。これはKOTRAとの協力で行われたものであり、2次追加供給規模は現在協議中である。

これとは別に、ブラジル中央政府とも供給時期と供給規模について協議中である。また、グローバル診断企業ELITECH米国知事は、上記米連邦災害管理庁の物量とは別途に20万人分を注文し、オサンヘルスケアの診断キットをその診断装置とセットで供給するという計画である。

同社は食薬庁輸出許可と欧州認証（CE-IVD）を獲得した後、続いて米国市場への進出のためFDAに緊急使用承認を申請した状態である。会社の関係者は、コロナ19診断キットの輸出のため各国が要求するFDA登録に積極的に対応しており、FDAは現在要求された資料をすべて提出してその結果を肯定的に考えていると伝えた。