T&R BIOFABが韓国産業技術大学研究チームとの共同研究を通じて、実際の肝組織の細胞配列構造をそのまま模写した3Dバイオプリンティング機能性肝オーガノイド（長期類似体）の開発に成功した。この研究成果は去る20日、生体材料分野で世界最高水準に認められた国際学術誌の「Small」（Impact Factor：10.856）に論文として掲載された。
 
特に肝臓の形状だけでなくその機能まで実際の肝臓と類似するのが特徴で、肝臓の主要機能であるアルブミンおよび酵素分泌が既存の方式に比べて優れており、肝毒性薬物反応も実際の肝臓と非常に類似に再現されることができるという説明だ。これは新薬候補物質の肝毒性評価モデルとして新薬開発分野で動物実験を代替する画期的な技術になると予想される。


また、今回の論文を通じて発表された技術は、複雑な構造の血管や色んな種類の細胞を同時にプリンティングすることができて、肝臓の他にも筋肉、神経など様々な臓器の開発に適用可能である。