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アンビック、新しい超低消費電力プロセッサで遠隔医療モニタリング分野の成長を促進

  • 2023-07-10 21:54
  • ACROFAN=Newswire
  • newswire@acrofan.com
超低消費電力半導体製品とソリューションのテクノロジーリーダーであるアンビック (Ambiq®) は、IoTエンドポイントデバイス、特にヘルスケア分野の遠隔モニタリング製品向けに、拡大中の同社のSoCポートフォリオにアポロ4ライトとアポロ4ブルーライトSoCを発表した。この発表は、マルチヘッドニューラルネットワーク (MH-NN) を活用した最適化されたオープンソースAIモデルにより、さまざまなリアルタイム心臓モニタリングアプリケーションを実現する同社のHeart Kit™のリリースに続くものである。

アポロ4ライトおよびブルーライト製品ラインは、アンビック独自のSubthreshold Power-Optimized Technology (SPOT®) プラットフォームに基づいて構築された最新世代のシステムプロセッサソリューションであり、新機能を実現すると同時に、デバイス全体のシステム消費電力を削減し、バッテリ寿命を延長する。両SoCには、ターボスポット (turboSPOT) 搭載の最大192MHzで動作する超低消費電力のCortex-M4コア、オーディオサブシステム、GPU、十分なMRAMとSRAMが組み込まれている。また、アンビックのアポロ4プラスおよびブループラス¹とのピン互換性を持つため便利であり、デベロッパーに技術革新のための最適な柔軟性を提供する。

アンビックの技術ソリューション担当バイスプレジデントであるデイビッド・プリスカック (David Priscak) は次のように述べている。「現代の患者さんは、自分自身の健康を監視し、要求するようエンパワーメントがあり、医療従事者は、総合的な治療を処方するために、より多くのデータ分析を必要としています。鮮明なグラフィックスと長いバッテリ寿命により、アポロ4SoC製品ラインに新たに加わったこれらの製品では、最先端の健康追跡がより手頃な価格で利用できるようになりました。」

マーケッツアンドマーケッツ (MarketsandMarkets)リサーチPvt (Research Pvt. Ltd.) のリードヘルスケアアナリストであるアヌ・ディマン (Anu Dhiman)は次のように述べている。「世界の遠隔患者市場は、2022年に536億ドル (約7兆6,000億円)、2027年には1,752億ドル (約24兆9,000億円) に達すると推定され、2022年から2027年までの年平均成長率は26.7%になると推定されています。市場の成長に影響を与える主な要因としては、医療資源の負担を軽減する遠隔患者モニタリングの利点、遠隔医療と遠隔患者モニタリングサービスのモニタリング上の利点、テレコミュニケーションの進歩、老人人口の増加、医療アクセスの拡大ニーズの高まりなどが挙げられます。」

アポロ4ライトとアポロ4ブルーライトは、バッテリ寿命の延長、高度なセキュリティ、パワフルなグラフィックスを小型のフォルムファクタで実現するよう設計されており、これらのデバイスの継続的な採用には不可欠である。両製品は現在量産中で、デジタルヘルス製品、スマートウォッチ、フィットネスバンド、動物用トラッカー、音声起動リモコン、産業用メンテナンス、スマートホームIoTデバイスをターゲットとしている。製品情報の詳細については、www.ambiq.com/apollo4-lite および www.ambiq.com/apollo4-blue-lite を参照されたい。

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¹ - アポロ4ライトは、アポロ4プラス (AMAP42KP-KBR) とピン互換性を持ち、アポロ4ブルーライトはアポロ4ブループラス (AMA4B2KP-KXR) とピン互換性を持つ。