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中日韓のZ世代の交流イベントが文化的友好関係を強化

  • 2022-09-02 19:25
  • ACROFAN=PRNasia
  • hkcs@prnasia.com

【武漢(中国)2022年9月2日PR Newswire】


環球時報(Global Times)Onlineのニュース報道:


中国中部湖北省の省都武漢で8月23日、中国公共外交協会(China Public Diplomacy Association、CPDA)、中日韓三国協力事務局(Trilateral Cooperation Secretariat、TCS)、湖北省人民政府新聞弁公室が共催した交流イベントで、中国、日本、韓国の青少年代表が活発な議論を交わし、オンラインとオフラインによる魅力的な文化体験活動を楽しんだ。


「Gen Zers join hands to move toward a shared future(手をつなぐZ世代、共に未来を担う)」をテーマにしたイベントでは、中日韓の伝統文化、近隣3国の歴史的なつながり、ならびに、新時代における3国間の協力と発展を促進する上で3国のZ世代がどのようにより良い役割を果たすことができるかという3つの主題を中心とした活動が行われた。


このイベントには、青少年代表、政府関係者、外交官、報道関係者など、3カ国から100人を超す参加者が集まった。


CPDAのWu Hailong会長、中国人民政治協商会議湖北省委員会のErkenjiang Tulahong副委員長、TCSのOu Boqian事務局長、垂秀夫駐中国日本大使、Chung Jae-ho駐中国韓国大使、中華人民共和国(PRC)外交部アジア局Liu Jinsong局長がイベントの開会式に出席し、スピーチを行った。


友好的で活発な雰囲気の中、3カ国・18人の青少年代表が、言語、映画/テレビ文化、料理、茶文化、eスポーツ、ストリートダンスなどの話題について意見を交換した。


青少年代表は、茶道、陶芸、面塑(しん粉細工)、刺繍など、湖北省の無形文化遺産を実際に体験し、湖北省の深遠な歴史的文化遺産の独特の魅力に驚嘆した。


イベント期間中は文化的なパフォーマンスも上演され、流行歌「Lonely Warrior(孤勇者)」が3カ国の言語で演奏され、湖北省の無形文化遺産をフィーチャーしたファッションショー、中国武術とストリートダンスを融合させたクリエーティブなショーなどの各種ショーが行われ、大きな拍手が沸き起こった。


華中科技大学の韓国人学生は「このような交流活動に参加したのは初めてだ。私には大変貴重な機会だ。このイベントで初めて面塑に挑戦した」と語った。


「孤勇者」の演奏に感銘を受けた、韓国で活動する中国のテレビパーソナリティー、Zhang Yu'an(張玉安)氏は、音楽が3カ国の若者の心をつなぐと信じている。


Zhang氏は「中国、日本、韓国の子供たちの笑顔、決意に満ちた瞳、エネルギッシュな動きはすべて、世界の未来が若者にかかっていることを示している」と述べた。


湖北省宜昌市で活動する韓国人ブロガーは「私が今住んでいる宜昌市と故郷の慶州市は姉妹都市だ。両市がより頻繁に相互交流と交換を行ってほしい」と語った。


青少年の交流は、常に中国、日本、韓国の間の重要な協力分野だった。しかし、そのような交流は過去2年半の間、長引くCOVID-19パンデミックによって深刻な影響を受けてきた。


そのため、武漢で開催された青少年交流活動は広く注目され、参加者から高い評価を得た。交流活動は、パンデミック後の時代における3国間の人的および文化的交流に対する強い呼びかけを行ったと考えられている。


垂秀夫氏は、このイベントは参加者が異文化の理解を深める貴重な機会を提供したと述べ、イベントが3国間のより多くの交流とより緊密な協力の先駆けとなることに期待を寄せる。


Chung Jae-ho氏は「若者は未来の担い手であり、交流活動は3国の若者の交流と協力にとって重要な機会であり、大きな意義を持つ」と述べた。


Wu Hailong氏は、今年は中日国交正常化50周年、中韓外交関係樹立30周年にあたると指摘し、3国はこの記念の年をさまざまな業界、特に文化部門での交流を強化し、国民を互いに近づける取り組みを強化する機会と捉えるべきだと言及した。


Erkenjiang Tulahong氏は、デジタルネイティブである若者、とりわけZ世代は、人と人との交流と人々の認識を促進する上でかけがえのない役割を果たしていると述べた。


Ou Boqian氏は、文化の交流と統合により、3国は東アジアの共通の文化的価値を形作ることができ、それは3国間の協力の文化的基盤であると述べ、若者の文化交流は3国間の文化的絆をさらに強化できると付言した。


ソース:GLOBAL TIMES ONLINE