このように全国民の情緒と教養艦揚に日照をしてきた大韓民国の音楽教育の環境が重大な変化を控えている。今年末に確定され告示される予定の「2022改正音楽と教育過程」で教育目標を意味する「達成基準」のうち、韓国の伝統音楽である国楽関連内容が大挙排除されるというニュースがメディア報道を通じて続々と伝えられている。
現在、計6項目の国楽関連内容が「達成基準」として採択されており、小・中・高の音楽教科書で国楽の比重が3分の1の水準を維持している。関連して教育部では今後「国楽」という表現が取り除かれるという抽象的な立場を掲げたことにつき、民間では「明示されてきた正義に剣が当たれば国楽教育は自然に縮小されていく」という展望が優勢だ。
特に国楽は就職統計年報によると、専攻と職業の同一性を示す尺度である専攻一致率で80%代を維持し、教育と職業間の好循環を最も著しく示す分野であったためさらに各階層の懸念が大きい。先に国史の比重が減り、大学入試及び就職分野に長期間悪影響があったことに対する延長線の上で、国楽が抜けた所に何が入ってくるかについても関心が集まっている。
国楽教育縮小の懸念で教育界とメディア界の懸念が大きくなる中、現在韓国伝統歌謡の一つであるトロットジャンルを代表する女性歌手ソン・ガインが国楽教育の重要性を強調して注目を集めている。
▲ソン・ガインはTV朝鮮「ミストロット1」の優勝者で、国楽人出身のトロット歌手である。 |
「国楽の舞台をお見せすることで多くの方々が関心を持っていただき、国楽の勉強の所にソン・ガインさんのように学びたいと連絡が来たり、訪ねたりするという話をお聞きしました。国楽先生たちから学びにくる人が増えたという話を聞いて自慢と誇りに思っています。田舎で学校に通いながら国楽を学んで奚琴が何なのか知りました。韓国人として私たちの音楽とアリラン、どんな楽器なのか分からないとかそんなことは恥ずかしいことでしょう。」正規アルバム「戀歌、Love Song」記者懇談会中
ソン・ガインは自ら「今この席は、国楽をしてきたからこそある」と、「国楽が基礎であり根であるため、恨(ハン)の情緒を表現することと切ない声すべてが可能だ」と述べた。続いて「全て西洋の音楽だけをしようというのは言葉にならない。ソン・ガインという人が、国楽専攻者としてじっとしていられなかった。先頭に立たなければならないと思った。」と小信を明らかにした。
ソン・ガインは国楽教育課程のイシューがマスコミ報道で伝わるやいなやすぐ行動に出た音楽人の一人だ。「国楽教育を守る一言をすることが問題になって立ち上がった」という彼女は、「声を出さない理由がない」と断言した。
一方、5月10日自身のインスタグラムに「私たちの国、私たちのもの、伝統音楽を少しでも学ぶ機会を消すことにし
たら、一体学生たちは何を学び育つべきでしょうか?こんなに言葉にならない事案で話をするのが残念で怒ります!」と掲載したソン・ガインは、5月15日ソウルから開催された「国楽教育の未来のための全国楽人文化祭」に参加して大韓民国の伝統文化守護の乗り出した。
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