「G-STAR」の開催都市である釜山広域市も2009年以降、長年にわたり「G-STAR」のイベントを開催し積もったノウハウをもとに、「ゲームの都市」という名にふさわしい姿を見せようと努力しており、このような歩みの中心には釜山広域市からの夢を現実化しようとする多くのゲーム会社も一緒にしている。
釜山広域市も、このような活発な動きを見せているゲーム会社をサポートするために釜山情報産業振興院と一緒に多くの活動を続けており、2015年9月に扉を開いた「釜山グローバルゲームセンター(BGC)」も釜山のゲーム企業のための施設として位置している。 「釜山グローバルゲームセンター」は、釜山・慶尚南道圏特化ゲーム産業を育成し、世界市場への進出をサポートするために用意された施設で、釜山市と釜山情報産業振興院はBGCを拠点としてゲーム会社の集積化と域外企業誘致、スタートアップ育成、開発者の養成など地域のゲーム産業の特化・発展と自立のための新しい生態系を造成している。
ACROFANは「釜山グローバルゲームセンター(BGC)」に入居しているゲーム企業に会って、釜山広域市からどんな夢を現実化するために努力しているかについて話を聞いてみた。
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▲Tyfonは、これまで自社開発エンジンをベースにした様々なゲームを披露してきた。
Tyfonは2015年上半期に設立されたゲームメーカーでモバイルゲームを専門的に開発してきており、多数のロールプレイングゲームを披露した。また、現在も様々なジャンルのゲームを開発し、国内外で発売を進めている。
「BGC」に入居した後には多様な教育システムとサポートポリシーを通じて多くの助けを受け、オフィスや機器、ソフトウェアの購入などの直、間接的サポートのおかげでより開発側に集中できる動力を得たと言った。
「2015年の法人設立以来、自社開発エンジンを利用して「不滅の神」を披露した後に武侠ゲーム「英生門2」を発売しました。以来、ギリシャ神話をテーマにした「スカイリム」を発売したが、ストーリーとグラフィックを満足させるために、独自のエンジンをUnity 3Dエンジンと組み合わせたのが特徴です。」
Tyfonのジョン・ヨンボム取締役は今までTyfonが歩んできた道を紹介し、アクションとストーリー、そして独自開発したゲームエンジンなどについて紹介した。また、国内外のゲーム関連企業とのコミュニティもTyfonの利点だと強調した。
「韓国はもちろん、中国、日本など世界各地のゲーム関連企業とのネットワークを形成している点は、ゲームの流行をすぐに理解することができるという点に加えて、Tyfonの開発力を簡単に知らせることができる機会にもなります。そして、開発のほか、ユーザー管理などの業務経験もあり、ユーザーをどのように満足させるかのノウハウを備えているという点も、Tyfonの利点とすることができます。」
このように開発のほか、ユーザー管理など、さまざまな業務を一緒に進行しながらTyfonは今後どのように発展していくかについて、着実に考えて努力を続けていると言った。
「これから開発したいゲームでは推理アクションアドベンチャージャンルのゲームがあります。歴史のユーザーの関心が高まっていると考えているだけに、さまざまなテーマを考えており、まず近現代史をテーマにしたゲームを開発すると考えています。」
また、ゲーム開発に加えて、ゲーム開発のノウハウと販売およびユーザー管理のノウハウをもとに、釜山にあるインディゲーム開発会社と1人ゲーム開発会社が成長できるように支援することにも明確な計画を持っていた。ジョン・ヨンボム取締役は開発段階から販売まで指導をすることができる総合コンサルティングセンターとゲームの投資専門会社を確立することも将来の目標に置いていると明らかにした。
インタビューを終えながらジョン・ヨンボム取締役はユーザーとパートナーの助けがあったからこそ、今まで発展することができたと感謝の意を表した。
「今までの支援を忘れずにTyfonはユーザーの皆さんと一緒に成長して楽しさを共有できる企業に成長するために努力します。また、パートナーの皆様を失望させない開発会社になります。ありがとうございます。」
一方、釜山グローバルゲームセンター(BGC、Busan Global Game Center)は、文化体育観光部と釜山市支援のもと、釜山と慶南圏域特化のゲーム産業を育成し、世界市場への進出を支援する。釜山海雲台区釜山文化コンテンツコンプレックス(BCC、Busan Cultural Contents Complex)に所在しているBGCは釜山市と釜山情報産業振興院が緊密な連携の下、ゲームメーカーの集積化と域外企業誘致、スタートアップ育成、開発者の養成などの地域のゲーム産業の特化と発展、そして自立のための新たな産業の生態系を造成して進んでいる。詳細についてはNAVERブログ(blog.naver.com/busangamecenter)やFacebook(facebook.com/busanglobalgamecenter)を参照。