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PANグループ、FOODEX JAPAN 2023にベトナムの農産物や食品を出展

  • 2023-03-15 12:55
  • ACROFAN=Newswire
  • newswire@acrofan.com
 
ベトナムのPANグループは、2023年3月7~10日に東京で開催された「第48回 国際食品・飲料展(FOODEX JAPAN 2023)」に参加し、同社ブース(4B600)において農業品、水産品、加工食品の3部門で優れた製品を展示しました。

日本を代表する食品・飲料展であるFOODEX JAPANは、食品業界専門の世界3大見本市の1つとなっています。日本をはじめとするアジア市場への輸出機会を探る各国の食品企業にとって、絶好の"ゲートウェイ"となっており、今年は世界44の国・地域から約1,500社の参加がありました。

今年の開催期間中、会場には世界98カ国から3万3,800人が来場し、その大半が卸売および小売業者、食品サービス企業、食品・飲料メーカー等、食品業界関係者で占められました。

今回、PANグループは、FimexVN、Khang An Foods、Aquatex Bentre、Bibica、Lafoocoのグループ傘下の各社を含めてグループとして出展しました。

グループのブースでは今年もサステナブルなバリューチェーンを再現して製品を紹介し、エビ、パンガシウス等の水産品のほか、野菜、菓子類、カシューナッツ、生花、ドライフルーツ、コーヒー、米、伝統的な魚醤(ニョクマム)など、ベトナムが誇る農水産品や食品が並べられました。

今回の出展によって、グループ各社が国内外の市場を拡大していく上で、積極的に取引機会を促進していくために好ましい環境が生み出されました。すでに長年、PANグループ傘下の各社はFOODEX JAPANに参加してきたものの、今回のFOODEX JAPAN 2023で初めて、グループとしてまとまって出展を行いました。

同グループにとって今回の参加は、独自ブランドの高い品質基準に従った高度な加工によって、国際社会に対してベトナムの農産品や食品に高い付加価値を付けて紹介することができる、絶好の機会となりました。

PANグループの最高経営責任者(CEO)であるNguyen Thi Tra Myは、次のように述べています。「PANグループにとっては長年、日本や米国、EU地域などのハイエンド市場がターゲットでした。しかし今回、FOODEX JAPANのような見本市に参加することで、市場をさらに拡大して輸出を促進し、ベトナムの農産物や食品の世界的な位置づけを高める良い機会になると考えています。

これまで世界的に、ベトナムは主に農業大国として認識され、品質で評価されることはありませんでした。現在ではベトナムの農産物や食品は高度に加工され、ベトナムブランドは品質において、世界市場でどの国の製品にも自信を持って対抗できることを証明したいと考えています。」

2022年の日本とベトナムの間の貿易額は500億USドルで、日本はベトナムにとって4番目に大きな貿易相手国でした。