ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：森田 晶一）は、クラウドシステム構築・運用・保守サービスを提供するJTP株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：森 豊）と、クラウドトータルサービス「Kyrios (以下、キリオス)」に関するOEM契約を締結したことを発表します。これによりネットワールドは、JTPのキリオスで提供されている運用・監視サービスを、「みまもりプラス for Azure」として本日6月1日から提供開始します。

ネットワールドは、多様なデータ/アプリケーション/仮想マシン/ネットワーク/セキュリティなど20社以上のベンダーの製品・サービスを、オンプレミス環境からパブリッククラウドへの移行を支援する「CloudPath Services」を2021年10月から提供開始し、既に多くのお客様に利用されています。しかしながらクラウド移行後の運用において、運用スタッフが足りない、アップデートや新機能をキャッチアップできないなどさまざまな課題に直面している状況が散見され、また、クラウド活用の用途が拡大するにつれて、導入後の運用・監視サービスをリーズナブルなコストで提供してほしいという要望が多く寄せられていました。

ネットワールドは、こうしたご要望に応えるため、マイクロソフト社のCSPプログラムにおいて、現在提供しているマイクロソフトのクラウドサービスMicrosoft Azure（以下、Azure）向け保守サービスをキリオスの運用・監視サービスにより拡張し、「みまもりプラス for Azure」として提供することになりました。「みまもりプラス for Azure」は、要望に応じて24時間365日の対応が可能で、お客様ごとの課題とクラウド活用の段階に応じて必要なサービスを選択いただくことができる柔軟なサービスです。新規に構築するシステムだけでなく、既に稼働している環境でもご利用になれます。

JTPのキリオスは、ITベンダーやシステムインテグレーターのアウトソースを担ってきたJTPの豊富な実績を通じて蓄積されたベストプラクティスに基づき、パブリッククラウドを利用する際に必要となる「アセスメント」「設計・構築」「監視・運用」の3つをトータルに提供するサービスです。必要なサービスを選択して利用でき、従量課金型でリーズナブルな価格であることから、2019年8月にサービスを開始して以来、大手企業を含め多くの採用実績があります。

ネットワールドとJTPは、お客様の最適なクラウド環境を実現するために、今後も連携範囲をさらに拡大する予定です。

◆「みまもりプラス for Azure」 サービスの特徴

(1) インスタンスごとの柔軟な料金体系
インスタンスごとにサービスレベルと対応時間を選択できるため、運用レベルや規模に合わせてご利用になれます。インスタンスごとの定額で必要な分だけ利用できるため、運用においてもパブリッククラウドと同様のメリットを享受いただくことができます。

(2) すでに導入済みの環境での利用が可能
お客様、もしくは、他のクラウドインテグレーターによって構築されたAzure環境においても、すでに稼働している環境でご利用になれます。

(3) 構成と運用もクラウドのように常にアップデート
マニュアル（運用手順書）に沿った運用代行だけでなく、非定型業務の定型化、構成と運用の最適化など、品質改善のためのプロアクティブな取り組みをパッケージしたプランも提供します。

(4) セキュリティ強化
セキュリティパッチ適用・管理を標準で提供するプランがあり、お客様のITインフラを常にセキュアに保ちます。
その他、お客様社内のセキュリティ・ポリシーに合わせたアカウント管理やパッチ適用のスケジューリングなども可能です。

(5) ハイブリッド環境に対応
クラウドとオンプレミスやお客様社内のプライベートクラウド環境が混在するハイブリッドな環境にも対応します。Azure以外のパブリック クラウドサービスについてはご相談下さい。

※クラウド移行を支援する「CloudPath Services」の詳細は以下をご覧ください。
https://www.networld.co.jp/solution/cloudpath/

※キリオスの詳細は以下をご覧ください。
https://www.jtp.co.jp/services/kyrios/about-kyrios/