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Bell Energy、クレジットカード決済で使えるEV用充電器「Bee Meter VPOS Touch」のテスト販売の予約開始

  • 2021-10-06 17:37
  • ACROFAN=Newswire
  • newswire@acrofan.com
Bell Energy株式会社(茨城県つくば市)は 、国内初となる、事前登録不要のクレジットカード決済専用EV充電器「Bee Meter・ビーメーター / EV Meter 社製(イスラエル)」の独占販売権を取得、今月から主に関東圏の事業者を対象にテスト販売の予約を開始※1すると発表した。

本機は、全世界で実績を持つNAYAX社製の決済端末「VPOS Touch」を搭載することで、これまで事前登録や直前ビジター登録無しでは一切使えなかったVISAやMasterといった一般のクレジットカードが「普通に」使える利便性を国内で初めて実現した。

また、専用のWebプラットフォームから遠隔で監視、管理、そして課金設定の変更までも可能とする運用上極めて有用なアプリの連動も同時に実現している。

充電出力は最大 AC 6kW、1時間の充電で約40kmのEV走行を可能としている。※2

最大の特徴は、ビルトインの決済端末により、クレジットカードの事前登録はもとより、充電前の面倒な電話連絡やビジター登録が一切不要となり、EVユーザーは一般のガソリンスタンドと同じようにクレジットカードをただスライドまたはタッチするだけですぐに充電を開始できることである。

一方、充電器オーナーにしても、リアルタイムでの複数台一括監視管理機能に加え、遠隔で自由に各種設定の変更ができることから、例えば繁忙期の需要や使用環境に則して充電料金を適宜アレンジすることで収益アップへのチャレンジも可能としている。

これにより充電器オーナーは、既存の充電インフラネットワークに依存することなく、完全に独立した形で、自由に充電サービスを立ち上げることができ、料金を含めた独自の事業モデルの構築がようやく可能となった。

また、本機の設計コンセプトがあくまで受益者負担の決済システムであることから、例えばこれまで常に理事会で否決され、ほとんど設置が進んでこなかったマンションや集合住宅での充電器の普及に大きな道を開くものと期待されている。

このようにクレジットカード決済機能と遠隔管理機能を有した本機は、一般駐車場はもとより、道の駅、ホテル、カフェチェーン等あらゆる商業施設において、施設側にこれまでほぼ不可能だった運営の主体性とオリジナリティーをもたらすものと期待される。

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※1:2022年1月の納入開始を予定
※2:40kWh蓄電池搭載のEVを想定