ドイツ観光局は、4月20日ソウルのウェスティン朝鮮ホテルで記者会見を開催し、2015年度のキャンペーンのテーマである「伝統と慣習」など、ドイツの様々な姿を紹介した。

ドイツ観光局韓国支社ナンシー・チェ代表は「韓国人のドイツ訪問が継続的に増加して、過去2014年には宿泊日数は50万泊を達成した」と伝え、「2020年には、宿泊日数は60万泊を達成する見込みされる」と明らかにした。続いて、「最近、ドイツ単独商品もたくさん出てきて鼓舞的だ」と付け加えた。

歓迎の言葉に続き、ドイツ観光局韓国支社のリラー・パク広報担当者がドイツを紹介した。まず300種のパン、1400ヶ所のビール醸造所、1万2071ヘクタールのワインプランテーション、1500種のソーセージ、2000種以上の伝統習慣などのドイツを表す数値が象徴するよう、様々な伝統や習慣が固まっているところで紹介された。また、128件の無形文化財と27件の登録待ちの無形文化財などの文化の底辺も紹介された。



ドイツ観光局は、2015年度のキャンペーンコアのトピックを「伝統と慣習」に決めた。現在の文化財のリストが新たに追加され、無形文化財保護の重要性が台頭している。また、ドイツ観光局のキャンペーンのテーマである「伝統と慣習」とも一致する。

ドイツ観光局の調査によると、外国人観光客がドイツで休暇をとることにした10つの理由のいずれかが「ドイツの伝統と慣習」となっている。ドイツ観光局は、これらの傾向に合わせて、観光客がドイツの無形文化遺産を体験できるように努力している。世界的に有名のラインカーニバル、ケルン手仕事、ドイツパン文化、オルガン音楽などがユネスコの専門家協会の検討と文化部会議協会長の承認を受けて、ドイツ観光局に渡されたドイツの主要な伝統である。

伝統や習慣キャンペーンは大きく「ドイツの食べ物」、「生活の中の伝統」、「芸術品や工芸品」など３つの大きなテーマで進行される。現在、ドイツ観光局は、様々な情報をホームページ（https://www.germany.travel/tradition）を介して広報している。

ラインワイン、バイエルン州ビール、ベルリンカリーヴルストなどドイツの各連邦の特別な食べ物とブラックフォレストのハト時計などドイツ人の職人技を感じることができる工芸品が紹介された。また、2014年の観光客630万人訪れたオクトーバーフェスト、そのほかにも過去1434年から始まったドレスデンスーツリチェルマーケットなど、ドイツの代表的な伝統フェスティバルも紹介された。




ドイツ連邦は「ドイツの食べ物」、「生活の中の伝統」、「芸術品や工芸品」など3つのテーマに合わせて代表文化商品を披露している。さらに、ドイツ最高の伝統と指折り数えられるフェスティバルは必須チェックポイント。

まず、1810年から始まったミュンヘンビールフェスティバル（オクトーバーフェスト）は2014年だけで観光客630万人集まった世界的に最大のフェスティバルの一つとして浮上した。 1434年から始まったドレスデンスーツリチェルマーケットは2013年に観光客250万人を記録し、1486年から始まったハノーバーの射撃大会は2014年に観光客120万人を記録した。この他にも数多くのフェスティバルが開かれ、主要な日程は次の通りである。

2015年2月12~18日：ケルンのカーニバル
2015年2月16~17日：ロットワイルマスクパレード
2015年2月21日：北海沿岸自転車焚き火フェスティバル
2015年4月25日~5月3日：ベルダー·フラワーフェスティバル
2015年5月8~10日：ハンブルク港フェスティバル
2015年5月29日~6月7日：ヘッセンの日の行事
2015年6月12~14日：ヴィッテンベルクルターの結婚式フェスティバル
2015年6月20日~9月5日：リューゲンStortebekerフェスティバル
2015年7月3~12日：ハノーバー射撃大会
2015年9月19日~10月4日：ミュンヘンのビールフェスティバル
2015年10月1~12日：ノイシュタットブドウの収穫祭
2015年10月9~11日：ワイマールタマネギフェスティバル
2015年10月16日~11月1日：ブレーメン自由市場
2015年11月13~15日：ザール国際グルメマーケット
2015年11月26日~12月24日：ドレスデンスーツリチェルマーケット
2015年12月31日~2016年1月1日：ベルリン新年の前夜祭