acrofan

産業 経済 技術 ゲーム
社会 生活 自動車 メディア

ステート・ストリート、デジタル・ファイナンスに特化した新部門を設立

  • 2021-06-16 02:24
  • ACROFAN=Business Wire
  • info@businesswire.com

ステート・ストリート・デジタルの責任者にナディーン・チャカーを任命し、業界のデジタル経済と脱集中型金融への移行に対応



ボストン--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) -- ステート・ストリート・コーポレーション(NYSE: STT)は本日、業界で進むデジタル・ファイナンスへの移行に対応することを目的とした新しい部門を設立したことを発表しました。新部門のステート・ストリート・デジタルは、ナディーン・チャカーが統括します。チャカーは、業界で30年の経験を有するベテランであり、エグゼクティブ・バイスプレジデントを務めています。チャカーは、ステート・ストリート・コーポレーションのルー・マイウーリ最高執行責任者に直属します。


ステート・ストリート・コーポレーションのロン・オハンリー会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「金融業界はデジタル経済に向けた変革が進んでおり、デジタル資産は、今後5年間でこの業界に影響を及ぼす最も重要な力の1つであると考えています。デジタル資産は、既存の金融サービスの枠組みに急速に統合されつつあり、従来の投資ニーズと高まるデジタル・ニーズの双方に対応するソリューションをお客さまに提供するためのツールを用意することが非常に重要です。」


この新部門は、ステート・ストリートの現在のデジタル能力に基づいて、暗号通貨、中央銀行デジタル通貨、ブロックチェーン、トークン化に対応するように拡大していく予定です。当社独自のGlobalLink技術プラットフォームは、ステート・ストリート・デジタルの不可欠な構成要素となり、デジタル・マルチアセット・プラットフォームへと強化されていきます。その目的は、このプラットフォームをマルチアセット・プラットフォームに進化させ、数ある資産クラスの中でも特に暗号資産をサポートすることです。また、世界のお客さまや投資家のために新たな流動性の場を設けることで、当社のピアツーピアへの意欲をサポートすることも目指します。


チャカーは次のように述べています。「当社は数多くのデジタル能力やその他のソリューションを開発するとともに、ステート・ストリート・デジタルの基盤となる提携やインフラ投資を行ってきました。ステート・ストリートは、デジタル市場インフラの発展において大きな役割を担っており、この新部門により、当社の専門知識とリソースを生かすことができます。デジタル通貨やトークン化が勢いを増すと同時に、金融インフラや経営モデルを変革していく中で、当社はお客さまが現在の業界と将来の業界の間のギャップを埋められるよう支援することができます。」


本日の発表は、ステート・ストリートのイノベーションの長い歴史とデジタル・サービス分野における強固な基盤に基づいています。2019年、当社は、開放性と相互運用性の原則に基づいた業界初のフロント・ミドル・バックオフィス向けサービスであるステート・ストリート・アルファSMを始動しました。今年4月には、ステート・ストリートは、アイコニック・ファンズ子会社のアイコニック・ファンズBTC ETNが開始する予定のビットコイン担保上場ノート(ETN)の事務管理会社に任命されたことを発表しました。このETNは、ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)の承認を受けた後、フランクフルト証券取引所に上場される予定です。また、3月には、現在米国証券取引委員会(SEC)の承認を待っている新しいビットコイン上場投資信託(ETF)であるヴァンエック・ビットコイン・トラスト(「本トラスト」)のファンド事務管理会社および名義書換代理人に任命されたことを発表しました。


2021年9月1日付けで、ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのポートフォリオ・ソリューション、FXセールス・トレーディング、リサーチ担当グローバル責任者のトニー・ビゼーニャが、当社のグローバル・マーケッツの責任者に就任します。ビゼーニャの任命は、当社の継続的な継承計画の一環です。


ステート・ストリート・コーポレーションについて


ステート・ストリート・コーポレーション(NYSE:STT)は、機関投資家を対象に投資サービシング、投資運用、インベストメント・リサーチ、トレーディングなどのサービスを提供する世界トップクラスの金融サービス機関です。ステート・ストリートは、2021年3月31日現在、保管・管理資産40兆3000億ドル、運用資産3兆6000億ドル*を有し、世界の100を超える地理的市場で世界的に業務を展開し、世界で約3万9000人を雇用しています。詳細については、ステート・ストリートのウェブサイト(www.statestreet.com)をご覧ください。


* 2021年3月31日現在の運用資産には、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・ディストリビューターズ(SSGA FD)が単独で販売代理会社を務めるSPDR®商品に関する約600億ドルの資産が含まれています。SSGA FDとステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは関連会社です。


将来見通しに関する記述


本ニュースリリースには、米国証券法の意味における将来見通しに関する記述が含まれています。これには、業界のデジタル・ファイナンスへの移行の進展に対応するために新たに設立された部門であるステート・ストリート・デジタルに関する当社の目標と予想、ならびに業界と経済の動向を含む関連事項に関する記述が含まれます。将来見通しに関する記述は、たいていの場合、「するつもりだ」、「動向」、「目的」、「目指す」、「戦略」、「目標」、「予想する」、「優先事項」、「意図する」、「計画する」、「考える」、「見込む」、「推定する」、「努める」、「可能性がある」などの将来見通しに関する用語や、同様の記述やこれらの用語の変形によって特定できますが、必ずしもそうではありません。こうした記述は将来の業績を保証するものではなく、本質的に不確定で、予想の困難な現在の仮定に基づいており、多数のリスクや不確実性を含みます。したがって、実際の成果や結果は、このような記述で表現されたものと大きく異なるものになる場合があります。将来の結果や成果に影響を及ぼす可能性のある重要な要因には、フォーム10-Kによる当社の2020年年次報告書およびその後のSECへの提出物に記載された要因が含まれますが、これらに限定されません。投資家の皆さまには、将来見通しに関する記述についての追加情報として、投資判断を行う前に、こうした文書、特にリスク要因に関する項目をお読みになることを推奨します。本ニュースリリースに含まれる将来見通しに関する記述は、当社の予想や意見を表すものとして、本リリースが最初に発表された時点以降のいかなる時点でも過度に信頼を寄せるべきではなく、当社は、その時点以後の出来事を反映するために、こうした将来見通しに関する記述の更新に努めることはありません。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




Contacts

Media:
Ed Patterson
EPatterson@StateStreet.com
+1 404 213 3106