【ロサンゼルス、ロンドン2021年6月7日PR Newswire＝共同通信JBN】大手世界的投資会社であるMarlin Equity Partnersは、Marlin Heritage Europe II, L.P. （「Heritage Europe II」もしくは「Fund」）を最終的に完了したと発表した。調達資金の合計額は6億7500万ユーロで、前回のファンド調達額の2倍以上となった。既存の限定されたパートナーからの強力な支援と、新たな世界的な投資家からの強い関心を得て、Fundは目標を上回って成功裏に完了した。

Heritage Europe IIは、15年間にわたってMarlinが採用し、前回のファンドであるMarlin Heritage Europe, L.P.も採用してきた投資戦略の延長線上にある。Fundは投資に際してこれまでのMarlinファンドが活用したのと同じ理念とプロセス主導型のアプローチを採用し、同社が2006年以来活発に事業展開し、また2012年に正式にロンドン事務所を開設した全般に欧州に拠点を置くミドルマーケット企業への投資に重点を置いていく。Marlinのこれまでの重点的な取り組みと同様に、Heritage Europe IIは成長を加速し、事業を拡大させるという同社の豊かな実績や、同社の大きな運用資源から恩恵を受けることができる持続可能で有望な企業への投資を追求する。Fundは引き続き、ソフトウエア、テクノロジー、ヘルスケア、テクノロジー対応型企業、金融サービスなど、Marlinがこれまで幅広い業界専門知識を発展させてきた業界に焦点を当てていく。

MarlinのDavid McGovern創業者兼会長兼最高経営責任者（CEO）は「われわれが前回ファンドの2倍以上の資金調達に成功できたことは、この地域における先導的な企業および付加価値パートナーとしてのわれわれの地位と評価を一段と立証している。従来の投資家基盤と最新のパートナーからの支援に感謝する。実戦を重視した投資戦略を引き続き遂行して、企業が長期的な価値を構築するのを支援し、われわれのパートナーにとって上首尾の結果をもたらすことを楽しみにしている」と語った。

MarlinのPeter Spasovシニアマネジングディレクターは「欧州におけるわれわれの成功は、われわれが目標とする産業全体でのわれわれの深い専門知識の結果によるものだ。この地域において投資体験を実証し、グローバルなインフラストラクチャーと、成長志向で価値を高める取り組みに影響を与える経営陣とともに働くことへの協調的なアプローチを確立したことの結果である。現在、幅広い企業や業界で起きている急速なデジタルトランスフォーメーションに引き続き資本を投下することを喜んでおり、われわれは、現在進行しているデジタル化の波のなかで企業がそれぞれのビジネスモデルを加速させるのを支援するのに比類ない立場にあると確信している」と述べた。

Marlinは2005年の創業以来、9回のプライベートエクイティーファンドを完了し、180件以上の買収を終え、76億ドル以上の管理資産を有している。Heritage Europe IIの完了は同社にとって力強い投資活動の時期につながっている。Marlinは2020年初頭以来、世界的なパンデミックの中にあって、26件の企業を買収し、9件の資金引き揚げを完了した。

Heritage Europe IIの組成で、Kirkland & Ellis LLP のSarah Roberts、Katie St. Peters、Karin Orsic 、Bruce Ettelson各氏が法律顧問を務め、Credit Suisse Securities (USA), LLCが独占的な私募アドバイザーおよび募集エージェントを務めた。

▽Marlin Equity Partnersについて

Marlin Equity Partnersは76億ドル以上の管理資金を持つ世界的投資会社である。同社は企業の親会社、株主、その他の利害関係者に向け、それぞれの事業や流動性のニーズに則したソリューションを提供することに特化している。Marlinは同社の持つ資本基盤、業界関係、幅広い経営資源ネットワークが企業の前途を強化し価値を高められるよう、各種業界の企業に投資している。Marlinは創業以来、同社の各種ファンドおよび関連会社を通じ、180件以上の買収に成功している。同社は米カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、ロンドンにも事務所を持っている。詳細はウェブサイトwww.marlinequity.com を参照。

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