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AirbiquityがOTAmatic Vehicle Configuratorを発売し、自動車メーカーのコネクテッド車両ソフトウエア管理を支援

  • 2020-10-22 16:15
  • ACROFAN=PRNasia
  • hkcs@prnasia.com

【シアトル2020年10月22日PR Newswire=共同通信JBN】


*この新製品によって、自動車メーカーは車載のソフトウエアバージョンの数を制御し、全車両の状態の掌握を深める


コネクテッド車両サービスのグローバルリーダーであるAirbiquity(Airbiquity )(R)は22日、コネクテッド車両ソフトウエアを定義、管理するツールのOTAmatic(OTAmatic )(R)Vehicle Configuratorを発売した。OTAmatic Vehicle Configuratorは、自動車メーカーに正確な車載ハードウエアおよびソフトウエアの設定へのインサイトを提供し、車両の電子制御ユニット(ECU)とソフトウエアバージョンの判明した組み合わせを管理し、型式証明車両システムに関する新しい政府順守要件に対処する。


近年、オーバー・ジ・エア(OTA)テクノロジーを使用してソフトウエアアップデートを受信する車両ECUの数が着実に増えており、自動車メーカーは全車両のソフトウエアコンフィギュレーションを追跡、管理することが困難になっている。これらのECUは時間をかけてOTAソフトウエアアップデートを受信するため、全ての車両が同時にアップデートされず、さまざまなソフトウエアの変更が現場で生じる。この結果、多数のソフトウエアの組み合わせをもたらし、自動車メーカーは車両メンテナンスおよび法規制順守のためにこれを追跡、管理する必要が生じる。


OTAmatic Vehicle Configuratorによって、自動車メーカーはこれらの問題に対処し、車両のソフトウエアコンフィギュレーションをより有効に制御することが可能になる。OTAmatic Vehicle Configuratorは以下のことを実行する。


*承認された組み合わせだけでソフトウエアを展開する。車両の数十から数百の個別ECUに組み込まれたソフトウエアが自動車メーカーによって試験され、承認された事前認証済みのコンフィギュレーションに限定することによって、予期せぬ問題を最小限に抑える。


*現場にある車両の内訳を提供する。車両にインストールされているソフトウエアおよびハードウエアの正確なバージョンを報告するため、自動車メーカーは全車両の状態を理解することができる。


*車両コンフィギュレーションの履歴を表示する。これによって、自動車メーカーは車種ないしは個別の車両のコンフィギュレーションを比較し、長期にわたる変更を理解することができる。


*AirbiquityのOTAmaticソフトウエア管理システムと連動する。コンフィギュレーション対象は、製造された車両のファクトリーフィードから、ないしはウェブベースのツールを使用する部品表(BOM)をインポートすることによって選ばれ、検査と承認のために自動車メーカーに提供される。コンフィギュレーションはまた、車両が現場から新しい組み合わせを報告すると評価のために提供される。


*Airbiquity OTAソフトウエア管理システム以外でも連動する。既存のOTAシステムは提供されたAPIを使用するVehicle Configuratorインテグレーションによって強化される。


*型式証明を受けた車両システム追跡の法規制順守を実現する。自動車メーカーは車両システムの型式証明に付随するソフトウエア(RXSWIN)を記録し、ソフトウエアアップデートを追跡するためのUNECE(WP.29(WP.29 ))要件をサポートすることができる。


AirbiquityのKeefe Leung副社長(製品管理担当)は「われわれAirbiquityは常に、自動車メーカーが直面する課題を見極め、当社のソフトウエアのテクノロジーおよび専門知識を用いてこれらの課題に対処している。自動車メーカーはコネクテッド車両ソフトウエアを積極的に理解し、管理する必要がある。当社のVehicle Configuratorは、自動車メーカーが提供するコンテクストに基づくさまざまなソフトウエア情報を克服する強力なツールであり、既存のプロセスに組み込めるオートメーションも提供する」と語った。


SBD AutomotiveのCar IT担当責任者であるAlex Oyler氏は「OTAソフトウエアアップデート能力のユビキタス展開によって、自動車メーカーは広範な車両プラットフォーム、コンポーネンツおよび市場においてソフトウエアコンフィギュレーションを管理する課題に直面している。新しい規制要件を満たすため、自動車メーカーは、どの車両がどのソフトウエアバージョンを実行しているかを常に理解していなければならない。自動車メーカーはまた、コネクテッドエコシステムを管理していることを規制当局に証明する必要があり、この情報を管理するための高い信頼性のあるプラットフォームがなければ、規制当局からの反発と回避可能なサイバーセキュリティーの課題に直面することになる」と語った。


AirbiquityとOTAmaticの詳細については、www.airbiquity.com  を参照。


▽Airbiquityについて


Airbiquity(R)はクラウドベースのコネクテッド車両サービスの世界的リーダーであり、自動車向けテレマティクス技術の開発と設計のパイオニアである。自動車向けイノベーションの最前線にあるAirbiquityは、業界で最も高度なコネクテッド車両ソリューションを構想、開発、展開している。自動車メーカー、自動車サプライヤーはAirbiquityと提携し、極めてスケーラブルで扱いやすく安全なコネクテッド車両プログラムを世界60カ国以上の顧客のニーズに応じて展開している。Airbiquityの最新の製品はマルチECUオーバー・ジ・エア(OTA)ソフトウエアおよびデータ管理向けのOTAmatic(R)であり、車両およびクラウドベースのソフトウエアコンポーネントと、包括的サイバーセキュリティー保護のためのUptaneセキュリティーフレームワークを特徴としている。AirbiquityおよびOTAmaticに関する詳細はウェブサイトwww.airbiquity.com を参照するか、@Airbiquityで会話に参加を。


▽問い合わせ先
Cara DiFabio
airbiquity@barokas.com


Logo - https://mma.prnasia.com/media2/177305/airbiquity_logo.jpg?p=medium600


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https://www.airbiquity.com