acrofan

産業 経済 技術 ゲーム
社会 生活 自動車 メディア

世界初のレベル4完全自動車両パーキングシステムがHuman HorizonのHiPhi Xに搭載

  • 2020-09-17 15:39
  • ACROFAN=PRNasia
  • hkcs@prnasia.com

【上海2020年9月17日 PR Newsiwre】中国のスマートモビリティーと自動運転研究の大手企業であるHuman Horizonsは、HiPhiXの生産車に世界初のレベル4自動バレーパーキング(AVP)システムが搭載されることを発表した。この発表は上海研究センターにおける開発と試験を成功裏に終えたことを受けたもので、最先端の自動運転技術研究にマイルストーンを記すものである。


世界初のレベル4完全自動車両パーキングシステムがHuman HorizonのHiPhi Xに搭載
世界初のレベル4完全自動車両パーキングシステムがHuman HorizonのHiPhi Xに搭載

Human Horizonsの創立者兼最高経営責任者(CEO)、Ding Lei氏は「Human Horizonsは、当社のプロジェクトではユーザーの安全を優先しながら運転の体験と効率性を向上するテクノロジーを活用する。当社はこれを念頭に置いて自動運転を促進し、大量消費市場に投入する体制が整ったV2Xテクノロジーを発表する」と言及した。


この新たに開発されたAVPは車両と道路を統合した技術のインテグレーションをベースにした最先端のレベル4自動運転体験をもたらす。レーザー、レーダー、通信デバイスといった駐車場の固定センサー機器は車両と障害物の位置特定と追跡が可能で、車両にこの情報を5Gで送り、安全な駐車スペースへと導く。ドライバーは駐車場のどこでも車から降車し、自動的に駐車することを車に任せることができる。帰るとき、ドライバーはモバイルアプリを使って自分の現在位置まで車を呼び出し、そのまま運転できる。


このAVP統合システムはGPS信号が届かない地下駐車場、ブラインドスポット、狭い曲り角などで自動運転車両が直面する困難を克服できる。これにより、HiPhi Xはこの分野における産業リーダーになっている。


HiPhi Xはこのテクノロジーを搭載し、2020年北京モーターショーでデビューしてレベル4の完全自動パーキングを達成した世界初の大量生産スマート電動車両になる。


AVPシステムの他、HiPhi Xで新たに導入されたオートパイロットシステムも開発の前面にユーザーの安全を位置付けたものだ。このシステムは航空機の安全設計と同じ原理を用い、バックアップコンポーネントとして二重冗長性システムを使用し、1つのコンポーネントが故障したときでさえシステムの信頼性を確保する。このシステムは静止状態から時速130キロの速度範囲で車両の発進、停止、ターン、運転が可能である。これにより、ドライバーは自分の足、手、目、注意を道路からはずすことができる。それを可能にするのは車全体に配置された24のセンサーである(スマートフロントビュー、周囲ビューカメラ、ミリ波レーダー、超音波レーダー、ドライバーの状況検知DMSカメラなどを含む)。これが高精度マッピング技術と一体になってHiPhi Xのレベル4自動パーキングを実現したことで、中国でこれを達成した初の生産車になった。


2019年、Human Horizonsはスマート車両、スマート道路、スマートシティーのエコシステムの戦略的青写真の一環として、江蘇省塩城市にV2X運転が可能な世界初のスマート道路を構築した。また、このチームは5G車両・道路・都市統合実証プロジェクトを上海のZhangjiang Artificial Intelligence Park(張江人工知能パーク)に立ち上げた。AVP、そして駐車場とハイウエーにおけるその応用を開始することで、コネクトされ、自動的でスマートなモビリティーというHuman Horizonsのビジョンが一歩近づいた。


▽HiPhiについて


HiPhiはHuman Horizonsが創出し、同社のユーザーによって強化される高級ブランドである。HiPhi Xは軽量のハイブリッド・アルミニウム構造で、かつ持続可能な植物由来のレザーとリサイクル可能な素材を使用した電気自動車(EV)であり、持続可能性を高めている。


▽Human Horizonsについて


Human Horizonsは、革新的で優れたインテリジェントモビリティー技術、ならびに未来志向のスマート車両の工業化を研究・開発する目的で設立された。さらに、Human Horizonsはスマート輸送技術を構築してスマートシティーの開発に貢献し、人間のモビリティーを再定義する。


ドライバーは自分の足、手、目、注意を道路からはずすことができる。それを可能にするのは車全体に配置された24のセンサーである(スマートフロントビュー、周囲ビューカメラ、ミリ波レーダー、超音波レーダー、ドライバーの状況検知DMSカメラなどを含む)
ドライバーは自分の足、手、目、注意を道路からはずすことができる。それを可能にするのは車全体に配置された24のセンサーである(スマートフロントビュー、周囲ビューカメラ、ミリ波レーダー、超音波レーダー、ドライバーの状況検知DMSカメラなどを含む)

ソース:Human Horizons