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レコデッドフューチャー、「脅威インテリジェンスマシン」でセキュリティ市場を強化

  • 2020-01-30 16:25
  • ACROFAN=Bora Kim
  • bora.kim@acrofan.com
インセックセキュリティは1月30日午前、ソウル市衿川区に位置したデリュンテクノタウンの事務所でレコードデッドフューチャーと共に脅威インテリジェンスマシン発表記者懇談会を開催した。

この日の行事にはレコードデッドフューチャーのオ・ジョンソン支社長のほか関係者が参加し、レコーデッドフューチャー(Recorded Future)の韓国支社設立と総合サイバーセキュリティ脅威インテリジェンスサービスである「脅威インテリジェンスマシン」を発表するために設けられた。

▲レコードデッドフューチャーの韓国支社設立と「脅威インテリジェンスマシン」発表記者懇談会が開催された。
 
レコーデッドフューチャーの「脅威インテリジェンスマシン(Threat Intelligence Machine)」は、全世界の幅広い外部ソースから新種・変種マルウェア、ゼロデイ脆弱点、疑わしいIPとドメインなどの脅威データを収集及び自動化分析し、リアルタイムで最大90万個以上のソース情報を分析して脅威情報を提供する。

「脅威インテリジェンスマシン(Threat Intelligence Machine)」はインターネット上に公開された大規模なソースと、一般的にはアクセスしにくい膨大なソースから脅威インテリジェンス情報を収集して、独自のインテリジェンスAIで分類、分析、加工して顧客に価値のある情報を提供する。また、脅威の検出モニタリングや分析、脅威情報を検索するための脅威インテリジェンスユーザーインターフェイス(UI)と、内部のキュリティソリューションと連動や統合のためのAPIコネクトを支援する。ここに特定セキュリティ分析要素に合わせてカスタマイズされたレポートやブランドと業種、技術などさまざまな基準の最新セキュリティトレンドレポートなども提供する。

また、「脅威インテリジェンスマシン」は「オントロジー(合意された概念、Ontologies)」に合わせて脅威行為者、マルウェア、位置情報、ソフトウェア、人、技術、企業や団体などの情報を包括的に検出して自動的に分類して詳細情報を提供し、脅威ビュー(Threat View)を通じて組織の主要な脅威情報であるグローバル脅威トレンドと関心リストトレンド、危険な脆弱性、インフラやブランドの脅威情報、産業およびサードパーティの脅威情報などの5つに分類した情報を一つの画面で提供する。

これと共に7,000万個のIPアドレス、5,000万個のドメイン、9,000万個のハッシュなど、特定分析対象のすべての脅威情報を提供する。既存にインストールされているすべての企業の内部セキュリティソリューションとも統合して使用可能であり、そのために連動APIコネクトを提供する。この他にもレコデッドフューチャーは、世界10ヶ国語に対する詳細な分析を提供し、日本語は現在進行中であり、韓国語サービスも2020年内に開始される予定である。

▲レコデッドフューチャーの「脅威インテリジェンスマシン」は、全世界の幅広い外部ソースからの脅威データを収集及び自動化分析し、リアルタイムで脅威情報を提供する。
 
▲「オントロジー」に合わせて脅威行為者、マルウェア、位置情報、ソフトウェア、人、技術、企業や団体などの情報を包括的に検出して自動的に分類して詳細情報を提供する。