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ウエスタンユニオンとバーティ・エアテルが数百万のインドの銀行口座とアフリカ諸国のモバイル・ウォレットを対象としたリアルタイムのグローバル決済サービスを発表

  • 2020-01-27 06:12
  • ACROFAN=Business Wire
  • info@businesswire.com
  • インド:エアテル・ペイメンツ・バンクの顧客は間もなく、アプリを利用して一日24時間いつでもウエスタンユニオンの送金の受け取り先に各自の銀行口座を指定できるようになります
  • アフリカ:14カ国のエアテル・マネーのモバイル・ウォレット・ユーザーは送金の受け取り先に自分のウォレットを指定できるようになり、送金者は世界中からエアテル・マネーのモバイル・ウォレットに資金をリアルタイムで直接振り込むことが可能になります

デンバー & ニューデリー & ケニア・ナイロビ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 国際異通貨送金・決済の世界的リーダーのウエスタンユニオンと、アジア・アフリカ18カ国で営業する大手国際通信会社のバーティ・エアテル・リミテッドは本日、世界の重要な新興市場で国際的な送金を可能にする前例のない画期的なサービスを発表しました。業界のリーダー企業である両社が協力し、数百万個のインドのエアテル・ペイメンツ・バンクの口座とアフリカ14カ国のモバイル・ウォレットでのリアルタイム決済サービスが間もなく開始されます。



この重要な成果は、インド最大の総合通信会社であるバーティ・エアテルの主要子会社2社、すなわちインドで初めての決済銀行で全国に50万カ所を超えるバンキング・ポイントと数百万の顧客を擁するエアテル・ペイメンツ・バンクと、アフリカ14カ国で事業を展開する通信およびモバイル・バンキング・サービスの大手プロバイダーであるエアテル・アフリカplcアフリカ(LSE:AAF、NSE:AIRTELAFRI)(以下「エアテル・アフリカ」または「グループ」)との間で新たに結ばれた基幹的な提携に続くものです。


ウエスタンユニオンとインドのエアテル・ペイメンツ・バンクの提携により、世界銀行によると世界最大の送金受取国であるインドにリアルタイムで国際送金を行う新たなチャンネルが生まれます。エアテル・ペイメンツ・バンクの顧客は間もなく、アプリを利用してリアルタイムで一日24時間いつでもウエスタンユニオンの送金の受け取り先に各自の銀行口座を指定できるようになります。世界各地の送金者は、75カ国・地域でウエスタンユニオンのデジタルサービスを使用するか、200カ国・地域以上のエージェント店舗ネットワークを利用できます。


また、エアテル・アフリカとの提携により、ナイジェリア、ウガンダ、ガボン、タンザニア、ザンビア、コンゴ民主共和国、マラウイ、マダガスカル、ケニア、コンゴ、ニジェール、チャド、ルワンダ、セーシェルの1500万人を超えるエアテル・マネーのモバイル・ウォレット・ユーザーが、世界各地からの送金の受け取り先に自分のウォレットを指定できるようになります。また、送金者は世界中からエアテル・マネーのモバイル・ウォレットに直接、資金をリアルタイムで振り込むことができます。送金はウォレットにチャージされ、商品やサービスの代金支払いに使用できます。このサービスは、2020年内に開始される見込みです。


ウエスタンユニオンのHikmet Ersek社長兼最高経営責任者(CEO)は、スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム年次総会の席で次のように述べています。「送金サービスの将来は、顧客選択です。すなわち、いつでもいかなる方法でもどこにでも資金を移動できるようにすることが鍵となります。当社のプラットフォームは、国境を越えた資金移動・決済の複雑な手続きを手早く処理できるため、数百万人のお客さまが現地のインフラや様々な条件に適した方法で、リアルタイムで資金にアクセスできます。」


「当社のプラットフォームでは、当社のお客さまと銀行、金融機関、通信・フィンテック会社などの当社パートナーのお客さまに複数の送金チャンネルの選択肢を提供します。世界のデジタル環境における変化を予期して先導するエアテルのグローバルなビジョンは、称賛に値します。」


スイス・ダボスでの世界経済フォーラム年次総会で、Hikmet Ersek社長兼最高経営責任者(CEO)は、バーティ・エアテルのスニル・バーティ・ミタル会長、シンガポールのリー・シェンロン首相、南アフリカのGrace Naledi Mandisa Pandor国際関係・協力大臣と共に「Leading a New Multilateralism」と題するパネルディスカッションに参加します。このディスカッションでは、インドとアフリカを含む新興市場が多国間主義をどのように変化させているかに焦点が当てられます。


バーティ・エアテル


バーティ・エアテルのスニル・バーティ・ミタル会長は、次のように述べています。「インドとアフリカにおけるこれら2つの重要な取り組みでのウエスタンユニオンとの協働は、接続性とデジタル・エンパワメントを提供することにより、新興国や発展途上国に住む多数の人々の生活の質を改善することへのバーティ・エアテルの強い熱意を反映しています。金融包摂と経済成長を促進し、新興市場における健全で包括的な決済エコシステムの発展に貢献できることをうれしく思います。」


エアテル・ペイメンツ・バンク


エアテル・ペイメンツ・バンクのマネジングディレクター兼最高経営責任者(CEO)を務めるアヌブラタ・ビスワスは、次のように述べています。「ウエスタンユニオンと協力し、デジタル化に対応した当行の金融サービスのポートフォリオに国際送金受取サービスを追加できることをうれしく思います。当行の技術プラットフォームと広範囲に及ぶサービス網により、お客さまは簡便な方法で様々な金融サービスを利用できます。当行は今後も、基本的な金融サービスを簡素化してインドのすべての人々に力を与える革新的なソリューションを市場に提供していきます。」


エアテル・マネー・アフリカ


エアテル・アフリカのRaghunath Mandava最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ウエスタンユニオンとの提携により、エアテル・マネーのお客さまが世界でも最大規模の送金サービスを簡単に利用できるようになることを大変うれしく思います。当社のお客さまの中には、アフリカへの国際送金がライフラインである方もいらっしゃいます。この提携により、当社のお客さまはエアテル・モバイルマネー・ウォレットで送金を直接受け取ったり、送金を行ったりする便利で安全なサービスを利用できます。入出金はスマートフォンのエアテル・モバイルマネー・ウォレットを介して自動的に行われ、請求書や業者への支払い、家族や友人への送金などにその資金を即座に利用できます。また、最寄りのエアテル・マネー代理店、自動機や支店で現金を引き出すことも可能です。」


このウエスタンユニオンとの提携に先がけて、エアテル・アフリカは顧客が世界中からの送金を受け取れるようにするために、他の提携も結んでいます。


今回の発表は、国際決済機能、その広範なネットワーク、コンプライアンス、技術システムなどの中核的資産を活用して、増加する国内・海外の技術リーダー企業と提携することでウエスタンユニオン独自の能力をさらに拡大させるものであり、革新的顧客サービスによる国際送金を可能にします。


インドのエアテル・ペイメンツ・バンクとエアテル・アフリカは、ウエスタンユニオンの受取人送金先指定サービスを提供する新たなパートナー企業となります。既存のパートナー企業には、ネパールのeSewa、フィリピンのGcash、マダガスカルのmVola、エルサルバドルとグアテマラのTigoがあります。受取人送金先指定サービスは、モバイルアプリとウォレットにより実現される柔軟な連携によって普及しつつあります。このサービスでは、受取人が自分にとって便利な支払方法を選ぶことができます。


ウエスタンユニオンは、100カ国以上にわたる40個を超えるバンキング・決済パートナーシップを有しています。こうした確固とした関係は、金融機関間の資金移動の促進に貢献し、数十億個の顧客口座やデジタル・ウォレットへの入金のための信頼性の高い接続を提供します。


業界データ


インド:インド準備銀行(RBI)は先日、2019~2024年を対象期間とする金融包摂国家戦略(NSFI)を発表しました。この報告書は、国内のデジタル・インフラを拡張する必要があり、デジタル決済の採用と受け入れ、および正規の金融システムへの人々の参加を促進しなければならないと述べています。この戦略の1つの目標は、どの村落においても半径5㎞の妥当な距離内で正規の金融サービス業者を利用できるようにすることです。顧客登録は、簡単で手間のかからないデジタルプロセスを通じて行うことができ、各プロセスはできる限り紙を使わないエコシステムを志向する必要があります。


GSMAでは、2025年には携帯電話契約者が6億2300万人、モバイル・インターネット・ユーザーが4億8300万人となり、スマートフォンの普及率が66%に達すると予測しています。サハラ以南アフリカは、依然としてモバイル・バンキング・サービスの盛んな地域となります。この地域では、2018年末までに登録済みのモバイルマネー口座が3億9570万個あり、世界のモバイルマネー口座合計数のほぼ半分を占めました。現在、この地域では130種類を超えるモバイルマネー・サービスが提供されており、その多くは携帯電話会社が運営し、140万を超える代理店のネットワークがあります。


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ウエスタンユニオンについて


Western Union Company(NYSE:WU)は、国境を越えた通貨間通貨移動・決済の世界的リーダーです。 当社のオムニチャネルプラットフォームは、デジタルと物理の世界を接続し、消費者と企業に対して、迅速、簡単かつ信頼性の高い送金を提供しています。2019年9月30日の時点で、当社のネットワークには、200以上の国と地域で当社ブランドのサービスを提供する550,000を超える小売店が含まれており、数十億の口座に送金することができます。さらに2018年に最も成長したチャンネルであるwesternunion.comは、75か国で利用でき、さらに地域を追加していく予定です。ウエスタンユニオンはグローバルな展開により、家族や友人、企業を結び付ける事で、経済の統合・成長を支援するためのサービスを提供しています。詳細については、www.westernunion.comをご覧ください。


バーティ・エアテルについて


バーティ・エアテル・リミテッドは、アジアとアフリカの18カ国でサービスを提供する大手国際通信会社です。インド、ニューデリーに本拠を置くバーティ・エアテルは、加入者ベースで世界の3大モバイル・サービス・プロバイダーの一つに数えられます。インドでは、2G、3G、4Gワイヤレス通信サービス、モバイル・コマース、固定回線通信サービス、家庭向け高速ブロードバンド・サービス、DTH、通信事業会社向けの国内および国際長距離通信サービスを含むエンタープライズ・サービスなどを提供しています。インド国外では、2G、3G、4Gワイヤレス通信サービスとモバイル・コマースに従事しています。バーティ・エアテルの全事業の総顧客数は、2019年6月末時点で4億1100万を超えています。詳細については、www.airtel.comをご覧ください。


エアテル・アフリカについて


エアテル・アフリカ(LSE: AAF、NSE: AIRTELAFRI)は、通信およびモバイル・バンキング・サービスの大手プロバイダーで、主に東、中央、西アフリカの14カ国で事業を展開しています。エアテル・アフリカは携帯音声・データ通信サービスとモバイルマネー・サービスを含む総合的な通信ソリューションを国内および海外の加入者に提供しています。当グループは簡素化されたカスタマー・ジャーニーを通じてシンプルで直感的な顧客体験を提供し続けることを目指します。


エアテル・ペイメンツ・バンクについて


インドで初めてのペイメント銀行であるエアテル・ペイメンツ・バンクは2017年1月に設立され、現在4000万を超えるお客さまと、全国50万カ所以上のバンキング・ポイントを擁しています。エアテル・ペイメンツ・バンクは、インドの29州すべてでサービスを展開すると同時に、AndroidおよびiOSユーザー向けのアプリによって農村地域と都市部のお客さまが銀行取引を容易に行えるようにしています。年間5000億ルピー相当の取引を円滑に処理し、農村地域の端々に至るまで、インドのすべての人の戸口にデジタル・バンキング・サービスをお届けすることにより、「デジタル・インドと金融包摂」というインド政府のビジョンに貢献すべく努力しています。


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Contacts

Media contact:
Western Union Global Communications and Social Channels
Pia De Lima; Pia.DeLima@westernunion.com

Western Union Asia-Pacific
Karen Santos; Karen.Santos2@westernunion.com

Western Union Middle East and Africa
Mohamed El Khalouki; Mohamed.ElKhalouki@wu.com

Airtel Payments Bank
Tanya Sachdev; a_tanya.sachdev@airtelbank.com

Airtel Africa
Kevin Soady, Kekst CNC: +44 20 3755 1600
Michael Okwiri : Michael.Okwiri@africa.airtel.com