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NEC、南紀白浜「IoTおもてなしサービス実証」の顔認証サービス施設が拡大

  • 2019-10-28 15:14
  • ACROFAN=Bora Kim
  • bora.kim@acrofan.com
日本電気株式会社(注1、以下NEC)は、株式会社南紀白浜エアポート(注2)などとともに、2019年1月から南紀白浜で行っている顔認証を活用した「IoTおもてなしサービス実証」(注3)に、新たな利用施設として、スカイアドベンチャー(南紀白浜空港内レストラン)、福亀堂(同空港内店舗)、明光バス、三段壁洞窟(観光名所)、南紀白浜ゴルフ倶楽部が2019年10月から新たに加わる。また、実証参加ホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE SEAMORE」においては、ビジネス客やサイクリストをターゲットにした素泊まり専用宿泊施設「RESIDENCE」での顔認証による客室の解錠を2019年11月から新たに開始予定だ。

今回の利用施設の拡大により、白浜を訪れるお客様の旅行動線での本サービスが更に充実することになり、白浜での滞在をより楽しく快適に過ごせる。

NECは、AIやIoTを活用した本実証を通じ、観光客やビジネス客の利便性を向上させ、南紀白浜エリアでのおもてなしサービスによる地域経済の発展を支援する。

また、NECは、内閣府が実施する事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術におけるアーキテクチャ構築及び実証研究」のうち「パーソナルデータ分野」の研究開発項目である「生体認証データの事業者間の連携に関するアーキテクチャの実証研究の実施」について、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から採択された。本採択を受けて、生体認証データの事業者間連携の社会実装に必要な基盤や制度に資するための調査・検討を行う。今回の実証内容の拡充と2019年2月末までの実証期間の延長はこの一環となる。