三菱電機株式会社は、電動自転車や家電製品、産業用機器などの省エネ化に貢献する小容量インバーターシステムで使用されるパワー半導体を駆動するドライバーICの新製品として、高いノイズ耐性と低価格化を両立した普及モデル600V耐圧ハーフブリッジドライバーHVIC「M81776FP」を10月18日に発売する。
新製品の特長
1. 高いノイズ耐性と低価格化を両立し、インバーターシステムの信頼性を向上
- 回路設計や材料の見直しにより、低価格化を実現
- スイッチング時のラッチアップ誤動作を抑制する埋め込み層の採用により、高いノイズ耐性を実現
- フローティング回路内の構造最適化により、ハイサイド側の信号伝達の精度を向上
2. サイズやピン配置などの互換性を確保し、従来のドライバーICからの置き換えが容易
- 外形サイズやピン配置、電気的特性の互換性を確保し、従来のドライバーICからの置き換え作業が容易