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マイクロソフトがIoT導入状況に関する調査リポートIoT Signalsを発表

  • 2019-07-30 23:00
  • ACROFAN=PRNasia
  • hkcs@prnasia.com

【レドモンド(米ワシントン州)2019年7月31日PR Newswire=共同通信JBN】


*スキル不足、複雑性、セキュリティーに対処することで、IoTの可能性が最大限に引き出される


マイクロソフトは31日、世界のIoT導入状況の概観を提供することを目的とした新しい調査リポートIoT Signals(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=1565284636&u=https%3A%2F%2Fgo.microsoft.com%2Ffwlink%2F%3Flinkid%3D2099329&a=IoT+Signals  )を発表した。マイクロソフトは、IoTの導入率、関連技術トレンド、課題、メリットを含む総合的な市場レベルのIoTエコシステムを業界に提供するため、企業組織の3000人を超えるIoT関連意思決定者を調査した。このリポートは、IoT導入が急増していることを指摘、回答者は今後2年間の企業収益の30%がIoTに起因したものになると考えている。しかし、業界は大幅なIoTスキルギャップのほか、対処しなければビジネス利益を損ねかねない複雑性およびセキュリティー課題に直面している。


Microsoft company logo.
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Azure IoTのヘッドであるサム・ジョージ氏は「IoTはあらゆる産業のビジネスを変革し、画期的なイノベーションを促進している。われわれの調査は、IoTの可能性を最大限に引き出すためには業界がスキル不足、セキュリティー問題、ソリューションの複雑性などの主要な課題に対処しなければならないことを示している。マイクロソフトは、IoTを簡略化しセキュアにして、世界のあらゆる企業が恩恵を受けるように導いている」と語った。


IoT Signalsの主要な調査結果


  • 回答者の85%はIoT導入に携わっており、これらの4分の3は計画中のIoTプロジェクトを抱えている。
  • IoT導入者のうち88%はIoTが事業成功に不可欠と考えている。
  • IoT導入者は、今後2年間、コスト節約、効率性を含め、30%のROIがあると考えている。
  • 97%とほぼ全てのIoT導入者はIoT実装時におけるセキュリティーを懸念しているが、これが導入の妨げにはなっていない。
  • 38%のIoT導入者がIoT導入の推進への障害としてIoTを利用する複雑性と技術上の課題を挙げている。
  • 人材とトレーニングの不足がIoT導入者の半数にとっての課題となっており、47%がスキルを備えた被雇用者が充足していないと語っている。
  • 回答者は、今後2年間のIoT成功を推進する重要な技術はAI、エッジコンピューティング、5Gであると考えている。
  • 約3分の1のプロジェクト(30%)が概念実証の段階で失敗しており、その理由は実装が高額なため、ないしは最終的なメリットが不明確であることが多い。

IoTデバイスの普及によって、企業はクラウドインテリジェンスをエッジにもたらし、企業環境に適応し対応できるソリューションを開発することが可能になった。IDCのグループ副社長(IoT、5G、モビリティー担当)のキャリー・マックギラフレイ氏は「IDCのWorldwide Global DataSphere IoT Devices and Data Forecastによると、IDCはコネクテッドIoTデバイスは2025年までに416億に達すると予測しており、この予測期間の増加率は8.9%になるとみている。市場が成熟化し続け、IoTは次第に、『モノ』から人およびプロセスへの情報交換を実現する基礎構造になっていく。データは共通項となり、それがネットワークの最寄りおよび最果てのエッジで収集、プロセス、利用され、産業、政府、個人生活のための価値を生み出す」と語った。


業界の中で、Starbucks(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=3608656702&u=https%3A%2F%2Fnews.microsoft.com%2Ftransform%2Fstarbucks-turns-to-technology-to-brew-up-a-more-personal-connection-with-its-customers%2F&a=Starbucks  )、Chevron(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=66673483&u=https%3A%2F%2Fnews.microsoft.com%2Ftransform%2Fvideos%2Fchevrons-connected-machines-telling-story-saving-time-money%2F&a=Chevron )、Buhler AG(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=4266614254&u=https%3A%2F%2Fnews.microsoft.com%2Ftransform%2Fnew-buhler-machine-uses-the-cloud-to-find-the-needle-in-the-haystack%2F&a=B%C3%BChler+AG )、Steelcase(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=2467438214&u=https%3A%2F%2Fnews.microsoft.com%2Feurope%2F2017%2F03%2F06%2Fmicrosoft-steelcase-combine-technology-design-unlock-creativity-work%2F&a=Steelcase  )、thyssenkrupp(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=1400909986&u=https%3A%2F%2Fnews.microsoft.com%2Feurope%2F2018%2F10%2F22%2Fhololinc-thyssenkrupp-rolls-out-worlds-first-mixed-reality-stairlift-solution-allowing-customers-to-visualise-and-customise-products-in-their-own-homes%2F&a=thyssenkrupp )など大手グローバルおよびエンタープライズ顧客がIoTおよびインテリジェントエッジ・ソリューションでビジネスを変革している。マイクロソフトはBCG Group(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=1225947920&u=https%3A%2F%2Fazure.microsoft.com%2Fen-us%2Fresources%2Fbeyond-predictive-maintenance%2F&a=BCG+Group )と提携し、IoTにおける成功にとって7つの主要要因を特定した。それらは、ビジネス戦略、リーダーシップおよび組織、技術ロードマップ、人材、オペレーションおよびコアビジネスプロセス、パートナーシップ、セキュリティーである。


マイクロソフトは顧客およびパートナーの成功をさらに推進するため、2020年までにIoTおよびインテリジェントエッジ技術・エコシステムに50億ドルを投資する(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2537799-1&h=1812282603&u=https%3A%2F%2Fblogs.microsoft.com%2Fblog%2F2019%2F04%2F04%2Fone-year-in-how-our-5b-investment-in-iot-and-intelligent-edge-is-accelerating-customer-partner-and-solution-innovation%2F&a=is+investing+%245+billion )。マイクロソフトは昨年だけで、100以上の機能およびサービスを追加し、70の新規IoTパートナー発表をリリースしたほか、1万以上のIoTおよびインテリジェントエッジ・パートナーを擁して顧客がIoTジャーニーのどこにいようが支援している。


▽マイクロソフトについて


マイクロソフト(Nasdaq "MSFT" @microsoft)は、インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジ時代のデジタル変革を可能にする。当社の使命は、地球上のすべての人とすべての組織がより多くのことを達成できるようにすることである。


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