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赤道の太陽の下に広がる楽園「ザ・レジデンス・ビンタン(The Residence Bintan)」

  • 2019-07-28 13:03
  • ACROFAN=柳 在庸
  • jaeyong.ryu@acrofan.com
ノービザで行ける国の数を話すとき、韓国のパスポートは上位に必ず名前が挙げられる。パスポートのノービザ国家と到着ビザ可能国数を合わせた数値をパスポート指数と言うが、グローバル金融アドバイザーであるアートンキャピタル(Arton Capital)の2018年の発表によると、大韓民国はシンガポールと一緒に162点で共同1位という記録を立てた。こういう国際的な評判の通り、韓国のパスポートは国境を次々越えて風変わりな気分を感じるには本当に良いアイテムなのだ。

 
仁川国際空港で6時間程度飛行していくと、シンガポールのチャンギ国際空港に到着することになる。ノービザ国家でもあり、電算処理も早くて到着ロビーにいくのに長くて30分。荷物を探すところを通ってターミナルロビーに出ると、熱帯の高温多湿の空気が外国に来たということを実感させてくれる。シンガポールの空気を息にするのも一時、グラブ(Grab)タクシーに乗って10分くらい南側に行くとタナ・メラ(Tanah Merah)フェリーターミナルにすぐ着く。インドネシア・ビンタンに行く最初の船が午前8時頃。簡単な出国審査と荷物検査が完了したら、高速フェリーで1時間程度でインドネシアのビンタンなのだ。

待機時間は来る人の好みによっては短く、または長くとることだと思うと、8時間程度ならシンガポールを経てインドネシアに足を踏むことになるのだ。その間に国は韓国、シンガポール、インドネシアを合わせて3つを経験することになる。このように到着することになるビンタン島は、インドネシアでも早目に休養のための観光特区として開発されたところで有名である。シンガポールが経済大国に浮上しつつ、すぐ隣接ビンタンを休養地として多く訪ねたという。

ビンタンフェリーターミナルに降りてみると、リゾートでお客様を乗せて運ぶ車両がいっぱいある。ビンタン島に公共交通と言えるのはタクシーだけ。リゾートを予約する際にターミナルを行き来する交通便を基本に選択するのが賢明な選択である理由だ。今回行く「ザ・レジデンス・ビンタン」もリムジンサービスがあって、これを通じて楽に行き来することができる。このように行き来するターミナルとリゾートの間は約1時間30分ほど。空港やターミナルから少し行き来する時間を考慮すると、12時間以内にはソウルの家からリゾート内の部屋まで来ることになる。改めて私たちが住んでいる地球が小さく感じられる。

 
リムジンに乗って入った「ザ・レジデンス・ビンタン」はカウンターがあるメインビルの入口が通常のゴルフコースゲストハウスのように機能的にまとめられたものと見える。最初だけ。入口を通ってロビーに入ると、インドネシアの伝統的な様式で飾られた建築物が広い海と向き合ってさわやかな姿を見ることができた。特にエアコンの風ではなく、自然風なのに爽やかな感じ。入ってきた入口側だけ少しと壁が多いと思うだけ、それ以外は三方をあまねく開放されていて、大自然とアメニティが目に入ってきて感心を出した。

予約できる部屋は大きく2つのスタイルがある。海を見る場合と庭園をはさんだ場合。海を見る部屋はプールを一つずつ持っているが、これはベランダから直接繋がれてたり、または階段で降りて屋外プールを利用する感じを持つように分かれている。ドアを開けてすぐどんぶり落ち込みたい人ならビーチフロント(Beachfront)タイプに、パーティースペースが広かったり、または自然の景色をより楽しみたい場合はシービュー(Sea View)のタイプが合うと思った。プライベートプールがない場合もあるが、ガーデン(Garden)またはビスタ(Vista)という修飾語がついたテラスタイプである。これらはリゾートの陸の内側に入って位置する代わりに、より広い空間が提供される。特別に二軒だけ見えていたスイートタイプビラあるが、この場合は4人程度の規模で団体が来たときに適切なレベル。プールもあり、メインプールとバーのすぐ隣でアメニティに行き来しやすい位置である。

 
色んなタイプの中で選択したところはビーチフロントプールビラ。寝室から直接プールにつながる構造であるが、カップルや一人旅に来た人には適度な面積と構造だ。エアコンも二台がフル稼働されて外から帰ってくると寒いくらい。だから冷房を適切に操作するのが先であった。その次は目の前のプールに身を投げてみる。プールの深さは1.2メートルで、児童を同伴した場合でも安全に水遊びができるほどだった。メインのプールも同じ程度。ひとけのないように感じられる空間構成であるからか、浅い深さはむしろ安心できるいい条件に見えた。

プールビラが個人時間にはまりに良い空間ではあっても、リゾートを予約する際に基本的なアメニティの利用料金も含まれており、ひたすら内だけにいるのは何か惜しい感じ。子供を連れて来た場合はキッズクラブを探してみるのも良いし、一人で来たらフィットネスセンターをチェックするのも良い。色んな国から来た子どもたちが英語でコミュニケーションしながら一緒に遊ぶキッズクラブは、幼いころから早めにグローバル交流を経験するに最適な場所。遊び施設も安全に整った中で、専門保育教師が守っているため、子供を預けて休養やアクティビティに親が出るにも容易である。特に子供の心配がない場合はフィットネスセンターで体作りに夢中になれる。

 
リゾート内の施設の中のうち、高度なジーンスパ(SPA)とバー、レストラン、ギフトショップなど、お金を出して使用するところが多数あった。主な施設はメインビルの周辺にあるとはいえ、このような設備とアクティビティ提供先は互いに遠く離れている。このときの移動方法は大きく3つがある。まずは歩く。端から端まで歩いてみると片道30分程度。昼に歩いてみると痩せる。その次は自転車がある。予約人数に合わせて、個別の宿泊施設の前に自転車が置かれる。これでリゾート内を通るのが一般的である。もっと楽に通りたい場合は、チップにあげる1ドルを十分準備してコンシェルジュからバギー(Buggy)を呼んで行き来する方法がある。電動ゴルフカートがリゾート内で動作されるが、携帯で「どこからどこに行きたい」と言うと来てくれる。一番楽な方法ではあるが、人が混んだり夜になると行き来する時間がかかって急いでしまう韓国人は普通歩いたり、自転車に乗る時間がますます増える。

 
リゾート内では選択であるが、バギーが絶対必要な場合がある。オフロードATV、アーチェリー、サバイバルゲームなどエキサイティングなアクティビティを提供する場所がリゾートの外にあって、このときにはバギーを呼ぶべきである。ビーチで提供されるウォータースポーツの方は、メインプールのすぐ下に位置するビーチであって宿泊施設から出てビーチを沿って歩いていくとすぐ出てくるのに対し、少し離れて位置している。ATV乗り場が外部アクティビティの中心となるが、ここで安全教育や指導などを受けるのが一番最初すべきのこと。その次にはスタッフの案内に従って様々なアクティビティを楽しめばいい。インターネットで、またはメインビルのカウンターで予約して利用することがルールだからあらかじめ用意しておく方がよい。リゾートであえて別の場所を探しに行くことなく、内部で海と陸の爽快な体験をあまねく提供するので残り分を全部取りまとめるのが当然の事だ。

 
必ず体を使うものだけあるわけではない。リゾートで提供するプログラムの中で、楽に快適を感じたい場合はクッキングクラスとスパをチェックしよう。レストランで顧客に色んなメニューをプレゼントする現職シェフが直接出て、インドネシアの伝統料理をさっとこなす姿を見ることができる。そして完成した料理を美味しく試食。これに加え体をリラックスするにはスパ(SPA)に比べられるものがない。バイイラ(By Ila)スパは伝統バリスタイルのマッサージが特徴。マッサージを受ける前に、健康状態をアンケートで入念にチェックして、良くないと感じる部分に集中的なケアを提供する。マッサージの前後に提供される生姜茶やレモングラスアイスティーもバイイラの誇りもの。すっと一杯してバリマッサージを受けるいれば、どうしてもしっかりした精神を維持することができない。瞬間瞬間の記憶が途切れたり続いだりしたあと、いつの間にか疲れが取れた体になっている。自分の体なのに、知らなかった自分の体を。

 
快適な宿泊施設と様々なアメニティ。そしてリゾートを予約しながら選ぶことができる様々なプログラム。休養にフォーカスを合わせた滞在日程だが、思い出してまた行きたい記憶がギュッとつまった時間をリゾートで味わうようになる。さて、この中でも最も記憶に残るのは、あまりにもおいしすぎるインドネシア料理たち。Beef Rendang、ナシゴレン(Nasi goreng)などEBSをはじめとする各種TV番組から絶賛された料理が当然リゾートレストランの看板スターである。旅行番組では夜市場や現地人たちの村にいって味わってみる姿をたくさん演出するが、リゾート内で提供される料理そのものが水準級なのだ。あえて体を動かすことなく、インドネシア料理を存分に味わうことができる空間であるリチャリチャ(Rica Rica)レストランが、最も記憶にずっと思い出される。今この瞬間までも・・・