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Haval、グローバル新時代幕開けのトゥーラ工場でHaval F7の生産開始

  • 2019-06-04 21:42
  • ACROFAN=PRNasia
  • hkcs@prnasia.com

【トゥーラ(ロシア)2019年6月4日PR Newswire=共同通信JBN】


*Haval F7、中国自動車メーカーが初めて海外で完全製造した大量生産車に


中国の長城汽車(Great Wall Motors、GWM)の傘下にある大手SUVブランドのHaval Brand(Haval)は、ロシアのトゥーラ新工場で待望のHaval F7 SUVの初回生産を開始した。


Havalトゥーラ工場からのHaval F7。海外工場で製造された初の全工程大量生産車
Havalトゥーラ工場からのHaval F7。海外工場で製造された初の全工程大量生産車

同社初の海外全工程大量生産車としてのHaval F7の生産は、大きな前進である。Haval F7は中国の多国間規模の研究開発を生かして中国とロシアで全工程製造する初めての乗用車でもあり、Havalのグローバリゼーション3.0時代の幕開けとなった。


長城汽車の魏建軍会長は「トゥーラ工場によってわれわれは、一帯一路構想の一環として地元経済への刺激を助ける。わが社のグローバリゼーション戦略は国際市場を開くだけでなく、Havalを国際的な自動車の部隊のキープレーヤーへと押し上げると信じている」と述べた。


5億ドル以上を投資したトゥーラ工場は、GWMのこれまでで最大の海外投資プロジェクトで、中国初の全工程海外自動車工場である。年間製造能力15万台の同工場は、プレスから溶接、塗装、組み立て一体化などすべての製造段階を網羅する。現場で部品をそろえ、品質管理もそこで実施する。


製造の65%を地元に委ねるとのHavalの方針に沿って、工場従業員800人の90%以上が現地採用で、その数は2019年6月には1500人に増える見通しだ。トゥーラの最重要産業プロジェクトとして工場は地元経済を振興し、税を含む経済効果は30億元(4億3000万米ドル)と予想されている。工場の製品は近隣諸国へも輸出され、トゥーラの外貨収入が増えることになる。


トゥーラ工場はHavalのグローバリゼーション3.0時代の幕開けであり、国際分配を通じた持続的発展に挑む一帯一路構想を生かして、中国の製造・技術発展を世界へ広げることになる。


Havalの工場は、成長するロシア市場に貢献する全工程大規模工場をもたらすだけでなく、他の自動車メーカーにとってのOEM部品と完全ノックダウン組み立ての共同リソースとして、コスト削減と投資リスク最小化の役割を果たす。


ロシア・トゥーラのウズロバ産業パークにある同工場は、トゥーラとニューモスクワ、モスクワを含むロシアの経済ハブに戦略的に位置する。Havalの工場はベラルーシやカザフスタン、モルドバなど中央アジア・東欧市場へ向けた発展の基地として貢献する。


ロシアのHavalトゥーラ工場の塗装工程
ロシアのHavalトゥーラ工場の塗装工程

▽Havalについて


長城汽車(Great Wall Motor Company Limited)の傘下のHaval SUVは、中国ナンバーワンのSUVブランドで、急成長するグローバルSUVメーカーである。2013年から独立営業するHavalは「Most Valuable SUV of Brand Finance Auto & Tyres 2017(2017年ブランドファイナンス・オート&タイヤの最も価値あるSUV)」で2位、「100 World's Most Valuable Automobile Brands of Brand Finance Auto & Tyres 2018(2018年ブランドファイナンス・オート&タイヤの世界で最も価値ある100台の自動車)」で16位に選ばれ、中国内外の顧客に世界クラスのSUVを創り上げ、高水準の生産と持続可能な技術を兼ね備えている。同社は2019年にグローバリゼーション3.0戦略を実行に移し、中国初の全工程海外自動車工場であるロシアのトゥーラ工場をオープンした。詳しい情報は https://www.haval-global.com/ を参照。


Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190603/2484699-1-a
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190603/2484699-1-b


ソース:Haval


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