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DHLサプライチェーン、日本と韓国における事業成長の継続に向けヨンファ(アルフレッド)・ゴーをCEOに任命

  • 2018-07-04 08:33
  • ACROFAN=金 炯根
  • hyungkeun.kim@acrofan.com
コントラクトロジスティクス業界のグローバルリーダーであるDHLは、同グループのサプライチェーン部門を担う日本法人、DHLサプライチェーン株式会社(略称:DHLサプライチェーン 本社:東京都品川区)の代表取締役社長に、ヨンファ(アルフレッド)・ゴーを任命することを発表しました。ゴーは、東京を拠点とし、DHLサプライチェーン アジア太平洋地域CEOのテリー ライアンの下、アジア太平洋地域取締役会の一員として日本・韓国クラスターの指揮を執ります。これまで日本・韓国を統括していたギャビン マードックは、DHLサプライチェーン英国・アイルランド地域のTradeteam社の社長に就任することとなり、ゴーはその後任となります。

ゴーはロジスティクス業界において14年以上の経験を有しています。直近では、グローバル・ファースト・グローイング・エンタープライズのプレジデントおよびDHLカスタマーソリューションズ & イノベーション(CSI)アジア太平洋地域のトップとして、新興市場の企業の新たな地域への進出やグローバル展開を支援する重要な役割を果たしてきました。ゴーは、部門の枠を超えた顧客重視のアプローチにより、チームの業界専門性を強化し、最先端のイノベーションを推進することで顧客に価値を提供してきました。

DHLサプライチェーン アジア太平洋地域CEOのテリー ライアンは、「顧客志向が強く、常に成長を推進する姿勢を持ったゴーは、ギャビン マードックのこれまでの業績を引き継ぐのに最適な人材です。彼は顧客のニーズを理解し、これまでの役割においてお客様とDHLを成功へと導いてきた実績があります。この数年間、アジア全域においてDHLのプレゼンスを高めることに成功してきたように、今後は日本・韓国クラスターをさらなる高みへと導いてくれると確信しています」と述べています。

新しく着任するゴーは、「日本の技術や製造業は、世界経済や世界のサプライチェーンにおいて主要な役割を果たしており[1]、日本と韓国は戦略的に重要な市場です。今後この地域において事業を拡大し、DHLサプライチェーンこそ最も革新的で顧客志向の高いコントラクトロジスティクス・ソリューション企業であるという評価を確立していく機会を得られたことを非常に楽しみにしています」と述べています。

ゴーは2004年にDHLに入社して以来、数々のサプライチェーンコンサルティングプロジェクトを指揮し、世界中の大手顧客のために、価値提案の策定、サプライチェーンソリューションの設計、最適化、導入などを行なってきました。考案されたソリューションは、エクスプレス・ロジスティクス、航空輸送、海上輸送、コントラクトロジスティクスなど多岐にわたります。ゴーはまた、サプライチェーンシステムの設計、価格設定、収益性管理も担当してきました。