Riot Gamesは11月13日の午後、ソウル市江南区に位置した自社の社屋で記者懇談会を開催した。

この行事は2019年League of Legends Champions Korea(以下LCK)の専用競技場として使用される予定の「LCKアリーナ」の新設及び運営計画を発表するために設けられ、Riot Gamesのイ・スンヒョン韓国代表などの関係者が参加した中で行われた。

Riot Gamesのイ・スンヒョン韓国代表は、「LCKが今のように世界最高の位相を持つようになるまで多くの関係者の努力があった。」と称えて、「Riot GamesはLCKの位相にふさわしい環境と経験を提供するため多くの悩みをしてきたし、その結果の一つとして『LCKアリーナ』の新設を決定した。今後もLCKが最高のリーグの一つとして定着できるように最善を尽くしたい」と述べた。



この日の行事でRiot GamesはLCK専用競技場として使用される予定の「LCKアリーナ」と観覧客のための施設を「LoLパーク(仮称)」と命名し、ソウル鍾路区鐘閣の近くに位置した「グランソウル」の3階に約5,280平方メートル(約1,600坪)の空間を賃貸して造成する予定だと発表した。「LoLパーク(仮称)」のコンセプトはeスポーツを楽しむテーマパークに決定した。

イ・スンヒョン代表は競技場の位置を「グランソウル」に決めた理由について、「地下鉄の駅とバス停留所などの公共交通の利用が便利な立地にあって接近性によく各種飲食店や便宜施設が近くに位置しているなど観覧客の利便性も考慮した。」と明らかにした。

「LCKアリーナ」競技場は大きくスタジアムと観覧席、選手控室など3つの区域に分けられる。

競技場は名称が示しているように中央ステージを観覧席が包み込む「アリーナ」タイプで建設される。観覧席は400〜450席の規模で観覧客が安らかな雰囲気で試合を観覧できる座席構造と飲み物やスナック、ギフトなどを置くことができる空間が特徴である。

選手控室は選やコーチングスタッフが試合を準備できるように練習空間と戦略会議室などが用意される。また、競技場に入る選手たちのための舞台出入路にはサッカーの競技場で選手たちが入場する方式と似ている進入路と試合終了後のインタビューのためのミックスドジョン(MIXED ZONE)も設置される。





「LoLパーク(仮称)」には「LCKアリーナ」の他にも様々な施設が一緒に入る予定で、LCKの足跡を盛り込んだ展示スペースはもちろん、友達と一緒に「League of Legends」などの様々なゲームを楽しむことができるPCカフェをはじめ各種の飲食を販売するカフェ、コースプレーヤーのための専用スペースなどが設置される。特にPCカフェとカフェはRiot Games本社にある「Riot PCカフェ」や「Bilge waterカフェ」と似た姿で飾られると思われる。

「LoLパーク(仮称)」は、2018年9月の開く予定で、賃貸期間は2029年までである。

一方、この日の行事でRiot Gamesは「LCKアリーナ」を競技場に使用する2019年のシーズンからLCKの放送自体製作する予定だと一緒に発表した。

イ・スンヒョン代表は「番組制作の経験がない状況だがRiot Gamesセントラル及び他の地域が蓄積したノウハウを最大限に活用して『新たな挑戦』に出るつもりだ。そして放送系から多くの経験を積んだプロデューサーなどの人材を迎え入れて放送を準備する計画である」と今後の計画を紹介した。

続いて現在LCKの放送を制作・送出中であるOGNとSPOTVゲームズとの関係について「両局は信頼できるパートナーとして、海外送出用放送の制作などRiot Gamesが直接関与しにくて専門的な人材が必要な放送制作の契約を締結するなど最大限に協力関係を維持したいし、今後も着実に議論するつもりだ」と明らかにした。