光学技術のパイオニアであるJMGOは、ベルリンで開催されるIFA 2024で、自社開発のMALC™ (マイクロストラクチャーアダプティブレーザーコントロール (Microstructure Adaptive Laser Control)) 2.0トリプルレーザーオプティクスの展示を行う。 このイノベーションは、高い明度、コントラスト、色を同時に実現するという業界の永続的な課題を克服することで、レーザープロジェクションを再定義するものである。
レーザー技術は、LEDやランプベースのシステムに比べて比類のない明度と色を実現することで知られている。 しかし、明度、コントラスト、色の間の妥協点は、レーザープロジェクターとハイブリッドレーザー/LEDプロジェクターの両方にとって大きなハードルとなっている。 通常、明度を上げるとコントラストが低下し、色が飽和しすぎるが、色を優先すると明度が低下し、全体的な視聴体験が損なわれることがよくある。
JMGOのMALC™ 2.0トリプルレーザーオプティクスはこの障壁を打ち破り、N1Sシリーズプロジェクターは最大3,500 ANSIルーメンの明るさを実現しながら、1,600:1のFOFOコントラスト比を維持し、Δ<1の色精度でBT.2020の110%をカバーする。 つまり、ユーザーは鮮やかな明るさ、深いコントラスト、正確な色再現を備えたリアルな画像を楽しむことができ、画質に妥協する必要がなくなる。
9つの特許取得済みテクノロジーを組み込んだMALC™ 2.0レーザーエンジンは、明るさの均一性を高め、レーザーのスペックルを減らし、光学効率を改善しながら、生産コストを大幅に削減する。 これらのイノベーションの詳細は、9月7日午後2時のプレスイベントで発表される。
JMGOの最高経営責任者 (CEO) であるフォレスト‧リー (Forrest Li) は以下のように述べている。「MALC™ 2.0トリプルレーザーオプティクスは、業界の最も困難な課題を克服するための当社のたゆまぬ努力を体現しています。 レーザープロジェクションのエースとして、当社は常にR&Dのブレークスルーの最前線に立ち、妥協のない画質でプレミアムな視聴体験を提供することで、新たなスタンダードを打ち立てています」。
メッセ‧ベルリン (Messe Berlin) のブースH20-104では、JMGOは主力製品であるN1S Ultimate 4Kを含む新しいMALC™ 2.0搭載プロジェクターも初公開する。 参加者は、これらの画期的なイノベーションを直接体験し、MALC™ 2.0の独自の強みを紹介するために設計された120Sカラーチャレンジや、スペース‧オブ‧イマジネーション (Space of Imagination) などのインタラクティブなアクティビティに参加することができる。